義肢装具士が製作する製品は主に義肢と装具に分けられます。義肢とは手や足の一部を失った人が、失われた機能の一部を補うために使用する人口の手足、装具とはは病気やケガなどにより体の部位に痛み、損傷、麻痺などが生じたときに、治療や症状の軽減を目的として装着する医療補助具です。
義肢とは
義肢とは
義肢とは手や足の一部を失った人が、失われた機能の一部を補うために使用する人口の手足です。上肢の義肢は義手、下肢の義肢は義足といいます。すべて医師の処方のもとに製作され、患者様の生活様式や使用目的(例えば日常生活を送るためだけなのか、スポーツをするためなのか)などによりその仕様や素材、選択する部品が変わります。義肢装具士は利用者様やご家族と話をし、医師や病院のスタッフと相談してどのような義足を製作するのか決めます。
また、採型・採寸から完成までに何度か仮合わせを行い、適合具合をチェックするため、完成までには数か月かかります。
義肢製作のながれ
医師の処方により、義肢が必要と判断された場合に採型・採寸を行います。そのあと何度か仮合わせを行い、納品・お支払いという流れになります。そのため義肢の完成・納品までに数か月かかることがあります。また、場合によっては採型採寸をする前に書類を準備していただく場合があります。手続きの流れについては義肢装具士から直接お話しさせていただきます。
納品後体型の変化や部品の劣化・破損で修理が必要な場合は弊社担当に連絡をいただければ、装具の点検・修理をさせていただきます。その際経年劣化による故障や破損、修理が不可能と判断した場合は新規製作をお勧めする場合があります。
装具とは
装具とは
装具とは病気やケガなどにより手や足、腰や首など体の部位に、痛み、損傷、麻痺などが生じたときに、治療や症状の軽減を目的として装着する器具です。 手や腕に装着する装具を上肢装具、足に装着する装具を下肢装具、腰、胸、首に装着する装具を体幹装具と呼びます。 また、治療、リハビリ、日常生活の補助などの目的で使用するものや、予防や矯正を目的とするものがあり使用目的に応じて義肢装具士がデザイン・製作します。
装具製作のながれ
医師の処方により、装具が必要と判断された場合に採型・採寸を行います。そのあと必要に応じて何度か仮合わせを行い、納品・お支払いという流れになります。装具の代金は病院のお会計とは別となります。治療用装具の方は直接弊社担当にお支払い下さい。
また、装具によっては申請をすると還付手続きを行うことができるものがあります。その際、福祉・各種保険・労災・事故等、それぞれ手続きの方法が異なります。詳しい方法については、直接担当義肢装具士から説明させていただきます。
納品後体型の変化や部品の劣化・破損で修理が必要な場合は弊社担当に連絡をいただければ、装具の点検・修理をさせていただきます。その際経年劣化による故障や破損、修理が不可能と判断した場合は新規製作をお勧めする場合があります。